レッスン 3
レッスン 3.1: 貼り付けコマンド
最後に削除された行をカーソルの後に貼り付けるには p をタイプします
- 以下の段落の最初の行にカーソルを移動しましょう。
- dd とタイプして行を削除し、Vim のバッファに格納しましょう。
- 削除した行が本来あるべき位置の上の行まで、カーソルを移動させましょう。
- ノーマルモードで p をタイプして格納した行を画面に戻します。
- 順番が正しくなる様にステップ 2 から 4 を繰り返しましょう。
d) 貴方も学ぶことができる? b) スミレは青い、 c) 知恵とは学ぶもの、 a) バラは赤い、
レッスン 3.2: 置き換えコマンド
カーソルの下の文字を置き換えるには r をタイプします
- 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
- 最初の間違いの先頭にカーソルを移動しましょう。
- r とタイプし、間違っている文字を置き換える、正しい文字をタイプしましょう。
- 最初の行が正しくなるまでステップ 2 から 3 を繰り返しましょう。
---> この合を人力した時ね、その人は幾つか問違ったキーを押しもした! ---> この行を入力した時に、その人は幾つか間違ったキーを押しました!
- さぁ、レッスン 3.3 へ進みましょう。
NOTE: 実際に試しましょう。決して覚えるだけにはしないこと。
レッスン 3.3: 変更コマンド
単語の一部、もしくは全体を変更するには cw とタイプします
- 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
- lubw の u の位置にカーソルを移動しましょう。
- cw とタイプし、正しい単語をタイプしましょう(この場合 'ine' とタイプ)。
- 次の間違い(変更すべき文字の先頭)に移動するために <Esc> をタイプします。
- 最初の行が次の行の様になるまでステップ 3 と 4 を繰り返します。
---> This lubw has a few wptfd that mrrf changing usf the change operator. ---> This line has a few words that need changing using the change operator.
cw は単語を変更するだけでなく、挿入も行えることに注意しましょう。
レッスン 3.4: c を使用したその他の変更
変更コマンドは、削除コマンドと同じ様にオブジェクトを使用します
- 変更コマンドは、削除コマンドと同じような動作をします。その形式は
c [数値] モーション
- オブジェクトも同じで、w は単語、 $ は行末などといったものです。
- 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。
- 最初の間違いへカーソルを移動しましょう。
- c$ とタイプして行の残りを2行目の様にし、<Esc> を押しましょう。
---> The end of this line needs some help to make it like the second. ---> The end of this line needs to be corrected using the c$ command.
NOTE: タイプ中の間違いはバックスペースキーを使って直すこともできます。
レッスン 3 要約
- 既に削除されたテキストを再配置するには、p をタイプします。これは削除されたテキストをカーソルの後に挿入します(行単位で削除されたのならば、カーソルのある次の行に挿入されます)。
- カーソルの下の文字を置き換えるには、r をタイプした後、それを置き換える文字をタイプします。
- 変更コマンドではカーソル位置から特定のモーションで指定される終端までを変更することが可能です。例えば cw ならばカーソル位置から単語の終わりまで、c$ ならば行の終わりまでを変更します。
- 変更コマンドの形式は
c [数値] モーション
さぁ、次のレッスンへ進みましょう。